ヤマトホールディングスとドイツポスト DHLの合弁会社であるヤマトダイアログ&メディア(以下、YDM)は、DMのパーソナライズドデザインと印刷・配達の発注をオンライン上で可能にするソリューション「TRIGGER DIALOG」の販売を開始した。
同ソリューションは、MAツールや各種CRMツールに蓄積された顧客の行動履歴や閲覧商品に関するデータと連携し、それぞれの顧客に適したDMを自動で制作。オンライン上のレコメンド機能のように、顧客ごとの購買履歴から可変印刷を行うことも可能だ。主に、通販・EC事業者向けに提供される。
また、デザイン・印刷・配達の手配といったDM発注のオペレーションがワンストップで提供されるため、工数削減にもつながる。
なお、ドイツではDPDHLが2016年から同ソリューションを販売している。約100社への導入実績があり、約5%のレスポンス率および約50%の工数削減が実現している。
YDMは今後、同ソリューションの機能強化に加え、パートナー企業の開拓を通じて印刷・配達に関するサービスレベルの向上を進め、3年間で30社への導入を目指す。
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