電通は、女性向けのメディア事業を展開するMERY(メリー)が実施する第三者割当増資を引き受け、本日付で同社と資本業務提携契約を締結した。本提携を通じて電通は、電通デジタルと共同でU25向けのマーケティング活動とメディア事業の強化を図っていく。
MERY社は、情報のみならず生活のデジタル化が進む中、2017年8月より小学館とディー・エヌ・エーとの共同出資会社として、「女の子の毎日をかわいく。」というビジョンを掲げ、ファッション・ヘアスタイル・美容・コスメ・おでかけ・恋愛など多様なジャンルの記事・動画コンテンツを配信している。ローンチから1年4ヵ月で月間利用者数が440万人(2019年3月時点/MERY調べ)に達するなど、熱狂的なファンを生み出し続けている。
今後3社は、電通グループの強みであるマーケティングソリューション力と、MERY社の持つメディアコンテンツ開発力を掛け合わせていくことで、新たなユーザー体験の創出と、各社の収益拡大に資する広告コンテンツやソリューションの開発を進めていく。将来的には、eコマース、デジタルコミュニティプラットフォームの構築などにも取り組んでいく予定だ。
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