SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第106号(2024年10月号)
特集「令和時代のシニアマーケティング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZineニュース

マルイ、デジタル・ネイティブ・ストア戦略の一環として、D2CブランドFABRIC TOKYOへ出資

 丸井グループは、カスタムオーダーアパレルブランドを運営するFABRIC TOKYOへ出資を行い、資本業務提携契約を締結した。売上歩合による仕入れ契約から定期借家契約へのビジネスモデル転換を完了した後の店舗戦略として掲げる「デジタル・ネイティブ・ストア」の実現に向けた取り組みを推進する狙い。

 丸井グループは2015年3月期から、小売セグメントにおいて百貨店型からSC型へ事業モデルの転換を進めてきた。2019年3月期には計画を完了し、新たな店舗戦略として「デジタル・ネイティブ・ストア」の実現を掲げている。

新宿マルイ本館の「FABRIC TOKYO」店舗

新宿マルイ本館の「FABRIC TOKYO」店舗

 「デジタル・ネイティブ・ストア」とは、これまでの店舗主体のビフォアデジタルからデジタル主体のアフターデジタルへの環境変化を踏まえ、デジタルネイティブ世代がよく利用するD2C(ダイレクトトゥコンシューマー)やシェアリング、サブスクリプションなどのデジタル・ネイティブ・ブランドで構成された店舗を指しており、リアル店舗ならではの体験・コミュニティの場を提供していくという。

 「FABRIC TOKYO」は、オーダーメイドのビジネスウェアをリーズナブルな価格で提供するD2Cブランド。20~30代のビジネスパーソンを中心に支持されており、丸井グループの店舗においては、これまでに「新宿マルイ本館」「渋谷モディ」「池袋マルイ」に出店。顧客は店頭で素材や生地を選び、無料で採寸サービスを受ける。採寸された体のデータはクラウドに保存され、その後は、ECでも店頭でも、気軽に購入ができるのが特徴だ。

 今回の出資を皮切りに、「FABRIC TOKYO」の「マルイ」「モディ」への出店を拡大させるほか、丸井グループが発行するクレジットカード「エポスカード」においては、約690万人におよぶ会員の送客を通じた新規顧客獲得の支援、また提携カードの発行などを進めていく。

【関連記事】
新宿マルイ アネックス、仮想通貨「ビットコイン」での支払いを試験導入 bitFlyerのアプリを使用
ヤフー、FASTGYM24とOMO検証 Yahoo! JAPAN ID用いたスマートなジム体験を提供
インサイトコア、電通、D2C Rが協業を開始 最良な「OMO顧客購買体験」の実現を目指す
ソフトバンク子会社のビューン、店舗のサブスク型サービス導入を支援する「Sub.」を提供開始
サブスクリプション、値上げ抑制で加入者増を図る傾向が顕著 BtoCの解約率は24%【Zuora調査】

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2019/05/23 11:40 https://markezine.jp/article/detail/31130

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング