2019年6月13日、一般社団法人マーケターキャリア協会(以下、MCA)は3大プロジェクト発表会を開催した。
MCAは「ビジネスを動かすマーケティングの貢献度を可視化する」「プロフェッショナルとしてのマーケターのキャリア構築を支援する」「ビジネスパーソンのマーケティング思考を育成する」ことをミッションとした協会で、2019年6月12日現在で526名の会員が在籍。そのうちの約半数が事業会社・広告主のマーケターとなっている。
そして今回の発表会でMCAは、「MCA道場」「MCA Meet Up」「MCA メンターシッププログラム」の3大プロジェクトを開始すると発表した。
1つ目のMCA道場はMCAの理事による月1回のキャリア育成プログラム。受講価格に定価はなく、会員が自由に設定することができる。第1回は2019年8月6日(火)に実施される予定で、イトーヨーカ堂の執行役員で同協会の理事を務める富永 朋信氏がワークショップを行う。
2つ目のMCA Meet Upは、毎回テーマに合わせたパネルディスカッションとネットワーキングがセットになったイベント。第1回は2019年7月23日(火)に開催予定で、女性マーケターのキャリアに着目。パネルディスカッションには、パナソニックの山口有希子氏やクレディセゾンの栗田宏美氏などが登壇する。
3つ目のMCA メンターシッププログラムは、著名マーケターによる有償のメンタリング。同プログラム内では、メンターと1対1でキャリアに関する相談をすることができる。メンターには、KDDIの井上慎也氏やベストインクラスプロデューサーズの菅恭一氏、フェラーリジャパンの遠藤克之輔氏など11名が名を連ねている。
そして、各メンターが担当するメンティーは最大3名となっており、MCA事務局とメンターによる選考のもと決定する。
同協会は今後、これら3つのプロジェクトに関する情報をMCAのホームページとFacebookで随時公開していくとした。
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