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村中明彦の営業いらず!売上直結の最強Web成約術

第1回 大手に勝つ! 一人社長が明かすネット集客術


なぜ、お客が集客できるのか?

 では、なぜここまで高い成約率を実現できるのか? ポイントは、ワークストラストのWebサイトを「顧客事例の活用」という視点から見るとき、「どのタイミングでお客に事例を見せているか」の「タイミング」の部分である。

 私は顧客事例の文章書きを仕事にしている。文章を書く行為は、「なにを、どのように、どの順番で言うか」に集約されるが、重要だが見落とされがちなのが「どの順番で言うか」である。もしかすると「なにを(言うか)」よりも重要かも知れない。Webサイトも同じであろう。ワークストラストのように、トップページ内で上から下へと流れを作る場合、何を載せるかも大事だが、どの順番で載せるかも劣らず大事なのだ。

 それでは、ワークストラストの実際のWebの流れを解説してみる。



 お見事な流れである。では、こうした「お見事な流れ」はどうやって考えれば良いのか。答えは、「自社の営業プロセスの成功例をWeb上で再現する」ことである。ワークストラストの場合、社長自身が営業マンであり顧客接点の回数も多い。その感覚でWebを作るのが正解なのだ。

 アクセシビリティだのユーザビリティだのと妙なカタカナを先行させてはならない。カタカナが先行するとロクなことはない。作るべきは、「良いWebサイト」ではなく「売れるWebサイト」である。売れるWebサイトを作るためには、カタカナではなく、自らの営業プロセスを信じよう。

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Webサイトの配色気にしてますか?

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村中 明彦(ムラナカ アキヒコ)

日本唯一の「お客様の声、事例」の制作、コンサルティング会社カスタマワイズを経営。「商品の価値を本当に説明できるのは売った人ではなく買った人」を信条に、エンドユーザーにインタビューし、それを営業ツールにまとめるメソッドを確立。「事例をWeb掲載しただけで800万円成約を獲得」、「取引先の社長の前で事例を朗読しただけで3,00...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2006/11/13 22:48 https://markezine.jp/article/detail/315

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