「安く、早く、美味い」を追求してきたファストフード業界は、モバイルテクノロジーの急速な変化を取り込み、ビジネスモデルを変化させています。日本においてはクーポンをモバイルアプリで配布し、来店を促す施策が一般的ですが、米国や中国では「デリバリー」と「テイクアウト」という顧客体験を提供してユーザーを広げる動きが盛んです。今回は日本でも広がりつつある「デリバリー」において、主にファストフード業界のモバイルの取り組みに着目し、同業界の今後のマーケティングに迫る危機について考察します。
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向井 俊介(ムカイ シュンスケ)
App Annie Japan 代表
国内IT企業を経て、世界最大の企業情報企業である米Dun And Bradstreet、外資系ITリサーチ・コンサルティング企業である米Gartnerにてセールス職として様々な業種を横断的に担当し、経営者レベルとのビジネスを推進。App Annieにおいては、15年以上のセールス経験の大...※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
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