ジャパン・カレントは、Instagram上に投稿された画像データから消費者の趣向やトレンドを分析し、マーケティングに活用できるツール「Image Projector」の提供を開始した。
同ツールは、キーワード(ハッシュタグ)で抽出したInstagram上の公開画像を特徴量で解析し、画像を3次元にマッピング・分類して表示。これにより、膨大な数の投稿画像であっても、その傾向や特徴を捉えることができ、消費者の本音を発見しやすくなる。なお、同ツールでは画像に映っているもの(ビール、山、パーティーなど)を判別するのではなく、言語化せずに「画像のまま」解析する。
同ツールはアパレル業界のマーケット調査などに役立てることができる。具体的には、自社商品のファッションをブランド別、色、年代、モデル、スタイリスト別などで分析し、その結果を受けて商品の見せ方や並べ方を検討し、販売戦略に活かすことが可能だ。
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