小学館は、同社のデータ基盤「コトバDMP」をアウトブレイン ジャパンのディスカバリー・プラットフォーム「Outbrain」と連携。「コトバDMP」で解析・作成したセグメントを活用し、「Outbrain」ネットワークへの広告配信を開始した。
「コトバDMP」は、同社運営の主要Webメディアでデータ収集と分析を行う基盤。メディア訪問ユーザーの属性把握や、ユーザーが触れている記事に使用されているキーワードの抽出と分析を行い、各ユーザーのコンテンツの嗜好性に応じたオリジナルセグメントを作成し、広告配信に活用している。
今回のサービス化に先立ち、同社は、訴求商材に合わせて「コトバDMP」を活用し作成したオリジナルセグメントを利用した配信と利用していない配信で同数広告を掲出し、コンテンツがどのように閲覧されたかを比較、分析。「コトバDMP」で作成したオリジナルセグメントを利用した配信は、平均読了率+61%、平均滞在時間+33%とオリジナルセグメントを利用していない配信を上回った。
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