デジタルインテリジェンスは、テレビCMアクチャル到達補完型広告配信システム「CMARC」の新バージョンとして、テレビCM×デジタル広告の統合プランニングと買付システム「CMARC-X」をリリースした。同サービスの開発にあたっては、インティメート・マージャーのデータマネジメントプラットフォーム(以下、DMP)を活用している。
「CMARC-X」はDMPを活用した「テレビCM×デジタル広告」のプランニングと買付を実施するソリューション。DMPを活用することで、テレビCMとデジタル広告を同じ「嗜好性」や「詳細属性」でセグメントした買付が可能に。
テレビCMにおいては、定義した「嗜好性」や「詳細属性」の含有率が高いテレビ番組を抽出し、予算規模などに応じて含有率が高いほうから順に指定して買い付ける。デジタル広告はDMPを利用し、テレビCMと同じセグメントでターゲティング配信を実施する。このセグメントをテレビCMとデジタル広告間で同期するためのテーブルをデジタルインテリジェンスでオリジナルに作成。実施の際にはテレビ視聴データと連携しているインティメート・マージャ―のDMPを活用する。
DMPを活用したプランニングと買付だけではなく、従来の「CMARC」で培った知見を基に、テレビCM×デジタル広告の統合リーチを計測し、有意義なレポートで分析することで、マーケティング活動における新たな価値を提供していく。11月22日(金)に、本リリースの内容を網羅したDX推進セミナーを開催予定だ。
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