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ソーシャルネイティブ、「Z世代の本音」を探る

Z世代=「若者」とひと括りにしていませんか? 4タイプの特性とソーシャル利用を解説


4タイプのスクリーンタイムとInstagram投稿

 さらに、チームdot内で4タイプそれぞれのInstagram活用術を聴いたところ、興味深い傾向があったので、本人の承認をとった上で、彼女たちのスクリーンタイム(アプリやWebサイトをどの程度利用したかを知るための機能)とInstagramの実際の投稿を公開したい。

「人生ガチ勢」のスクリーンタイムとInstagram投稿
「人生ガチ勢」のスクリーンタイムとInstagram投稿
「ソーシャルよいこ」のスクリーンタイムとInstagram投稿
「ソーシャルよいこ」のスクリーンタイムとInstagram投稿
「様子見フォロアー」のスクリーンタイムとInstagram投稿
「様子見フォロアー」のスクリーンタイムとInstagram投稿
「省エネペシミスト」のスクリーンタイムとInstagram投稿
「省エネペシミスト」のスクリーンタイムとInstagram投稿

 個人の特徴が色濃く出ているので、安易に一般化することは危険だが、ここから4タイプの「日常的にシェアしたいこと」をざくっと推測すると、

・「人生ガチ勢」は、私がどう成長しているかを見てほしい
・「ソーシャルよいこ」は、非日常的な瞬間をコレクションしたい
・「様子見フォロワー」は、私の様々な日常を知ってほしい

 というインサイトがありそうだ。また「省エネペシミスト」は、日常のシーンをシェアする自体にあまり積極的ではないようだ。

 最後に、マーケティング視点から、この4タイプの特性をどう捉えられるか、アンケート調査と日常的な交流をベースにした私の仮説を提示しておきたい。

次のページ
マーケティング視点で捉える、4タイプの特性

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この記事の著者

斉藤 徹(サイトウ トオル)

株式会社ループス・コミュニケーションズ 代表
学習院大学 特別客員教授/イノベーションチームdot アドバイザー

ソーシャルシフト提唱者として、透明な時代におけるビジネス改革を企業に提言する。2016年から学習院大学特別客員教授に就任。Z世代の学生とともに、革新的な学生組織「イノベーションチームdot」<...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2020/10/04 23:41 https://markezine.jp/article/detail/32511

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