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主催イベントのハッシュタグがトレンド入り!「ふるさとチョイス」がTwitter×リアルに取り組む理由

ふるさとチョイスは、どうツイート数を伸ばしたのか?

MZ:イベント当日、Belugaチェックインでどのようなキャンペーンを実施したのでしょうか。

本保:来場者の方に「#ふるさとチョイス大感謝祭」というハッシュタグと、会場の様子を撮影した画像を付けてツイートしてもらいます。ツイートした方が特設ブースのBelugaチェックインの端末でQRコードをかざすと、その場で抽選を実施することができます。そして、当選した方に各地域のお礼の品をお渡しする、というキャンペーンになっています。

当日の様子
当日のキャンペーン参加フロー

宗形:イベントには老若男女問わず、幅広い年齢層の方が来場されるため、正直どれだけの方に使っていただけるかは懸念していました。でも、結果的には想定以上の方に参加していただくことができました。

MZ:キャンペーンはスムーズに進行できましたか。

本保:初日はやや苦戦しました。導入するのを決めたのが直前だったので事前の告知ができず、イベント内でキャンペーンを行っていることを知らせる必要がありました。そのため会場でチラシを配っていたのですが、キャンペーンの存在に気づいていない方も多かったんです。

 そこで、2日目は受付でチラシを配ったり、自治体のブースの方にも協力してもらい告知してもらったりと、会場内での情報発信を強化しました。

宗形:その結果、1日目よりも2日目の投稿数が150%も増加しました。2日目は1日目に比べても開催時間が短かった中で、これだけ改善できたのは良かったと思いますし、ユニークビジョンさんの迅速なご対応のおかげです。

MZ:ユニークビジョンは支援側として意識したことはありますか。

渡邉:来場される方々がどれくらいTwitterに詳しいかは未知数だったので、キャンペーン参加フローとQRコードを読み取ったときの挙動に関する設定は注意深く進めました。

 トラストバンクさんと事前に何度か打ち合わせを行ったうえで詳細を詰めて、チェックインしてもらうとそのユーザーが会場の画像とハッシュタグを付けて投稿したのかまで読み取れるようにし、いちいち目視で確認する必要がない仕様にしました。その他にも工夫をしてオペレーションをできるだけ簡略化し、現場スタッフの方やキャンペーン参加者が迷わない設計を意識しました。

本保:Twitterに詳しくないイベントスタッフでも問題なくオペレーションできていたので、使いやすさも非常に高く評価しています。

髙橋:1日目の振り返りとして、当選数をもっと増やしてさらにキャンペーンを盛り上げると良いのではというご意見がありました。そこで、トラストバンクさんに2日目用の追加の賞品を急きょ手配していただき、システムの当選設定も変更しました。

 その結果、2日目はより多くの方が当選するようになり現場での喜びの声も増えました。イベントは通常のTwitterキャンペーンに比べて期間が短いので、非常に素早い対応が求められると思いました。

ハッシュタグがトレンド入り、公式アカウントのフォロワー数も増加

MZ:キャンペーンを通して、どのような成果が得られたのでしょうか。

本保:一番大きかったのは、「#ふるさとチョイス大感謝祭」のハッシュタグがTwitterトレンド入りしたことです。

 過去4回開催してきましたが、トレンド入りしたのは初めてでした。アカウントのフォローは必須ではなかったのですが、キャンペーン参加者のうち約半数がふるさとチョイスのアカウントをフォローしてくださったのも想定外の成果でした。

 また、ハッシュタグ付きのツイートは後から確認できるので情報資産として残せるのも良いと思いました。

髙橋:仕組み上は、フォロー必須にしてキャンペーンの参加条件を厳しくすることもできます。ただ、今回は投稿数を集めることが第一だったので条件には入れなかったのですが、それでもフォロワーが集まるのはすごいと思います。

宗形:イベント当日は返信できなくても、ハッシュタグを追えば、後日一人ひとりに返信することができます。実際にイベント後にハッシュタグを付けてツイートしてくれた方には、お礼のリプライをしました。

これまでは、参加者のSNSアカウントを把握しきれていなかったので、大きく前進できたなと感じていますね。

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イベントに関するツイートが広がるメリットとは?

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この記事の著者

水落 絵理香(ミズオチ エリカ)

フリーライター。CMSの新規営業、マーケティング系メディアのライター・編集を経て独立。関心領域はWebマーケティング、サイバーセキュリティ、AI・VR・ARなどの最新テクノロジー。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2020/01/24 16:14 https://markezine.jp/article/detail/32609

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