ブレインパッドはファッション・アパレル系ECサイトを対象とした顧客体験調査の結果を発表した。本調査は、アパレルECの顧客体験に焦点を当て、ユーザーが何を求めているかを明らかにしたものである。
検索性能が体験評価のカギに
調査では、ECサイトで「良い体験」と感じる要素として59%のユーザーが「検索・商品表示」を挙げた一方、「悪い体験」と感じた要素としても53%が同項目を選択した。検索性の良し悪しが顧客満足度に直接影響を与えることがわかった。
一度の悪い体験が顧客喪失に直結
「悪い体験」があった場合、37%がそのECサイトを以後利用しなくなると回答。特に、ECサイトの利用頻度が高いユーザーほど離脱率が高く、毎日利用するユーザーのうち52.8%が即時離脱するとの結果が出ている。恒常的な顧客喪失や機会損失につながることが示唆された。
パーソナライズ提案で購買意欲増
パーソナライズされた提案を受けることで、81%が購買意欲が高まると回答し、そのうち53%が「とても高まる」と答えた。精度の高いパーソナライズが売上拡大に寄与する可能性が示された。
世代別では、Z世代は骨格・カラー診断、Y世代や氷河期世代は動画による着用レビューを求める傾向が見られた。ターゲット層に応じた機能強化の重要性もうかがえる。
【調査概要】
・調査期間:2026年1月27日~1月28日
・方法:インターネット調査(Knowns消費者リサーチ)
・調査対象:日本国内の10代~50代男女(Knowns消費者モニター)
・有効回答:656件
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