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ネットユーザーの半数以上が「広告表示のされかた」に嫌悪感【JIAA調査】

 日本インタラクティブ広告協会(以下、JIAA)は、ユーザーがネット広告に感じている意識や、現在業界が進めている施策の有用性、今後の取り組みの方向性を把握するために調査を実施。結果を発表した。

1.8割以上のユーザーがネットの必要性を実感

  ネット(PC/スマートフォン)の1日平均利用時間は3時間半を超え、必要性は80%を超えるなど、生活において中心的なメディアと位置付けられていることが明らかになった。一方、ネットの信頼性は、新聞の62%、テレビ・ラジオの55%に対し、雑誌と同じ46%でだった。

2.半数以上のユーザーが「広告表示のされかた」に嫌悪感

 ネット広告は「しつこい/不快」「邪魔な/煩わしい/うっとうしい」との回答がいずれも30%前後と、ユーザーにネガティブなイメージをもたれていることがわかった。また、半数以上のユーザーが「広告表示のされかた」に嫌悪感を抱いており、ネット広告特有の要素がマイナスイメージを醸成する要因となっている。

3. 個人に関わる情報取得・活用への不安は?

 調査対象者の85%がネット広告への情報活用に不安を感じていることが明らかになった。また、61%は個人に関する情報が取得されていることを認識しており、特に、プライバシー性の高い情報の取得・活用に抵抗を感じていた。

4. 業界が行っている施策への理解度は低め

 JIAAが行っている各種施策の内容まで理解しているユーザーは少なく、「インフォメーションアイコン」で15%、「オプトアウト」では7%とその浸透レベルは低かった。しかし、各施策に対して一定の評価は得られており、詳細を理解することでユーザーのネット広告の信頼性は20~30%アップすることが示された。

5. 9割超が「広告を受け入れる」姿勢を見せる

 調査対象者の59%が広告の役割やメリットに共感しており、91%が広告を受け入れる姿勢を見せるなど、ユーザーは広告の価値を認識している様子が明らかになった。

【調査概要】
調査主体:日本インタラクティブ広告協会
調査地域:全国
調査対象者:15~69歳の男女
※毎日ネットを利用する人
※全国を8地区に分け、ネット利用者構成に合わせて地区・性年代別に割付
調査方法:ネット調査
調査時期:2019年9月
サンプル数:5,000サンプル(有効回収数)

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MarkeZine(マーケジン)
2019/12/18 12:30 https://markezine.jp/article/detail/32631

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