バイドゥは、中国向け越境ECプラットフォーム「百分百(baifenbai/バイフンバイ)」の正式版をローンチした。
本年3月にベータ版をローンチした同サービスは、日本に流通している良質な商品を中国人消費者に販売するプラットフォーム。大手企業に限らず、中小企業や地方企業が参画しやすいよう、初期投資を抑え出店することが可能だ。また、中国で月間6億人が利用する百度検索エンジン、ビッグデータを活用することで、より精緻な広告誘導もできる。
中国では日本の製品について「化粧品、マタニティ商品が人気」「口に入れるもの、肌に触れるものは安全で安心できる」「高品質な商品への信頼が高い」など長い間、高い評価を受けている。
さらに、中国市場へアプローチできる越境ECの市場規模は2022年までに2兆5,144億円(2019年、経済産業省)と予想されており、今後も拡大が予想されている。中国市場は、人口規模の大きさや購買力の高さなど魅力が大きい一方、中国独自のインターネット環境の発展により、参入するには課題が多く、簡単に始めることは難しい状況にある。
そこでバイドゥは、日本の商品を中国消費者へ届けるため、企業が中国向け越境ECに参入しやすいプラットフォームを立ち上げるに至った。
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