グローバル市場調査会社のイプソスは、決済方法の実態を捉えるキャッシュレスマンスリー調査の2020年1~7月のレポートを発表した。
同社は1月から毎月、約2,400名に対して、前月1ヵ月間のクレジットカード、QRコード決済、デビットカード、電子マネーとプリペイドカード、現金の利用実態について、オンラインアンケートを実施している。
以下、一部内容を紹介する。
現金利用は減少傾向、QRコード決済は約2ポイント増加/2020年前半の決済動向
今年1月の現金支払いの金額は全体の41.5%となったが、6月には38.9%まで減少。クレジットカ ードは42.4%から43.2%、QRコードは8.5%から10.8%に上昇した。
毎月の各決済手段の支払い回数を見ると、QR決済以外は全体的に支払い回数が減少。特に現金は、他の決済手段よりも支払い回数が大きく減っている。一方、依然現金の支払い回数は他の決済手段より多いが、今後キャッシュレス化が進むことが予想される。
【調査概要】
調査時期:2月14~17日、3月13~16日、4月17~22日、5月15~19日、6月15~19日、7月15~19日
調査対象者:日本全国18~79歳男女
サンプルサイズ:2月2,401名、3月2,400名、4月2,400名、5月 2,400名、6月2,400名、7月2,400名
調査方法:オンライン調査
【関連記事】
・イプソス、ターゲットの興味関心を捉えるためのソリューション「Digital Personas」を発表
・減少し続ける60代の現金利用率 一方40~50代では増加傾向に/イプソス、キャッシュレス実態を調査
・「マーケティング最新動向調査」ただいま実施中!ぜひ皆さまの声をお寄せください!
・欲求の充足は二の次に? 楽天インサイトがコロナがもたらした価値観の変化を調査
・好評『マーケティング最新動向調査2020』が9/30まで20%割引、気になる章ごとの購入も可能に