動画生成スマートエンジン「RICHKA(リチカ)」を運営するカクテルメイクは、同サービスに対し、AIが動画に自動でナレーションを付けてくれる新機能「AIナレーション」を追加した。
AIナレーションとは、AIが動画に自動でナレーションを付ける機能だ。音声は男性バージョンと女性バージョンの2種類。テキストを入力するだけで、生身の人間が話しているような自然でスムーズな音声を付けられる。特定のファイル形式で原稿をアップロードすれば、テキストの打ち込みさえも不要だ。また、人が喋った声をその場で録音できる「クラウドナレーション機能」も搭載している。
同機能開発の背景は、YouTubeやTikTokなど「音ありメディア」の拡大がある。YouTubeやTikTokは基本的に音ありで視聴されるメディアだ。そのため両プラットフォームにおける広告やコンテンツも、ナレーションが入った動画の方が高い効果が見込める。しかし、音付きの動画を制作するには、都度ナレーターを手配して録音をするという手間がかかってしまう。
そこで「RICHKA」は、数多くのクリエイティブを制作してPDCAを回すべきとされているネット広告のセオリーにおいて、このようなコストは大きな負担であると考え、同サービスの開発に至った。動画制作経験がゼロであっても、PC1台あればナレーション動画を自動で制作することが可能だ。
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