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マーケター理子の成長記~パーパスドリブン・マーケティングを学ぶ~

ソーシャルグッドと事業の両立は可能か?/第2話【マンガで学ぶ:SDGs・ブランドパーパス】


 「既存事業の延長線上にない、新しい事業を創ってほしい。」社長直轄の新規事業開発プロジェクトに任命された、中堅お菓子メーカー「みらい製菓」に勤務する森崎理子。「ブランドパーパス」を手掛かりに動き出したチームメンバーは、様々な企業やブランドのパーパスを調べ始めた。

第一話「マーケティングはだれのため?何のため?/第1話【マンガで学ぶ:4P・STP・ブランドパーパス】」はこちら!

新事業開発の第一歩、ブランドパーパスの調査をスタート

ブランドパーパスの多くは、創業の思いに立ち返るプロセスで生まれる

 企業理念やブランドパーパスの多くは、創業者や開発者の思いが反映されていることが多い。例えば、カルビーは、創業者松尾孝氏が、食糧が困難な時代に「未利用の食糧資源を活用する」ことを目指し、米ぬかから、栄養価の高い食品を生み出し、小麦粉から小麦あられ「かっぱえびせん」を誕生させ、その後もその時代ごとの社会課題に取り組んでいる。

 ソニーは「クリエイティビティとテクノロジーの力で、世界を感動で満たす。」をパーパスとして掲げている。ソニーの創設者、井深大氏はソニーの前身となる「東京通信工業株式会社設立趣意書」の中で、会社設立の目的を「真面目なる技術者の技能を、最高度に発揮せしむべき自由闊達にして愉快なる理想工場の建設」と記している。技術力と自由な想像力で人々に感動を与える企業でありたいというソニーのDNAがうかがえる。

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MarkeZine(マーケジン)
2020/12/18 15:45 https://markezine.jp/article/detail/34912

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