日本パブリックリレーションズ協会は、PRの普及と発展を目的にした「PRアワードグランプリ2020」の受賞企業を発表した。審査対象は応募のあった79件。今年度は、ダイキン工業と井之上パブリックリレーションズがグランプリを受賞した。2つのエントリーがグランプリを受賞するのは2014年以来だ。
以下、一部結果を紹介する。
グランプリ
『“上手な換気の方法”を伝えたい!「空気で答えを出す会社」の底力』
- エントリー会社:ダイキン工業
- 事業主体:ダイキン工業
- 応募カテゴリー:コーポレート・コミュニケーション
『「新型コロナウイルスに関する危機管理広報初動マニュアル」
無償提供でコロナ禍での本質的PR発想を最短最速で日本中に提供』
- エントリー会社:井之上パブリックリレーションズ
- 事業主体:井之上パブリックリレーションズ
- 応募カテゴリー:ソーシャルグッド
ゴールド
- 該当なし
シルバー
『#家でも防災訓練してますか?もしものときのサランラップ活用術』
- エントリー会社:電通
- 事業主体:旭化成ホームプロダクツ
- 応募カテゴリー:ソーシャルグッド
『冷凍餃子#手間抜き論争』
- エントリー会社:本田事務所/マテリアル
- 事業主体:味の素冷凍食品
- 応募カテゴリー:マーケティング・コミュニケーション
『コロナ禍にさらされた“日本の伝統文化産業”を救え。
伝統文化の担い手と顧客を繋ぐ「にほんもの/NIHONMONO」プロジェクト』
- エントリー会社:サニーサイドアップ
- 事業主体:サニーサイドアップ
- 応募カテゴリー:マーケティング・コミュニケーション
『分身ロボットカフェDAWN ver.β』
- エントリー会社:ADKクリエイティブ・ワン/サニーサイドアップ
- 事業主体:オリィ研究所
- 応募カテゴリー:ソーシャルグッド
『ユニ・チャーム ソフィ #NoBagForMeプロジェクト』
- エントリー会社:博報堂
- 事業主体:ユニ・チャーム
- 応募カテゴリー:コーポレート・コミュニケーション
『交通事故から子供を守れ 肩にかけるおまわりさん まもってトート』
- エントリー会社:博報堂
- 事業主体:本田技研工業
- 応募カテゴリー:ソーシャルグッド
『乾癬(かんせん)の疾患啓発活動「FACT FASHION ~真実を着る、誤解を脱ぐ。~」』
- エントリー会社:オズマピーアール
- 事業主体:ヤンセンファーマ
- 応募カテゴリー:コーポレート・コミュニケーション
今回グランプリを受賞した2つのエントリーは、コロナ禍という人類共通の危機に際して、事業会社・PR会社、それぞれに求められる社会からのニーズに迅速かつ高いインパクトで期待に応えた。また、多様なステークホルダーとの関係構築を対話型で継続的に実施。これにより、PRの社会的な役割を広く認知させたことが高く評価された。
【実施概要】
対象:企業・団体が実施または参加したコミュニケーション活動で、直近1年間に成果が上がった取り組み
応募期間:2020年9月1日~10月26日
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