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電通、位置情報データを用いてOOH広告のプランニング・効果検証を行う「OOH LIQUID」を開発

 電通は、スマートフォンアプリの位置情報を用いてOOH(屋外・交通)広告に接触した生活者の実行動分析を行い、統合メディア視点でOOH広告のプランニングから効果検証までを行うことができる手法「OOH LIQUID」を開発した。

 同サービスでは、米国の位置情報データ会社であるGroundTruthがユーザーの許諾を得て匿名取得する高精度な位置情報データを活用し、OOH広告の媒体単位(媒体社が販売しているメニュー単位)で人流を分析し、推計広告接触人数を算出することを可能に。OOH媒体ごとに3つの切り口で推計広告接触人数を捉えるダッシュボード機能を実装している。

OOH LIQUIDの仕組み
OOH LIQUIDの仕組み

 ダッシュボードで把握できる推計広告接触人数は、推計広告接触人数の週次推移、任意週における性年代別の推計広告接触人数、特定の期間と比較した推計広告接触人数の増減率(前週、前月との比較が可能)の3つ(2020年12月時点)。これにより、OOH広告の推計広告接触人数に基づいた出稿時期の検討や、出稿後の効果検証が可能になる。

 なおOOH LIQUIDでは、テレビの実視聴ログに基づき広告配信・効果検証を行う統合マーケティングプラットフォーム「STADIA」との連携や、電通グループ独自のデータ基盤である「People Driven DMP」の活用で、「サイト来訪」や「店舗送客」などのKPIに沿ったOOHのプランニング・効果検証が可能となる。

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2020/12/07 13:45 https://markezine.jp/article/detail/35052

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