TANA-Xは、リコーと共同開発を手掛けた、来店客に合わせたデジタル販促コンテンツ配信システム「コネクテッドシェルフ」(Connected Shelf)を総合ディスカウントストア「MEGAドン・キホーテ渋谷本店」に設置し、6ヵ月間の実証実験を開始した。期間中、資生堂の男性化粧品ブランド「uno」(ウーノ)の商品プロモーションを通して、棚前の集客効果、購入促進の検証を実施する。
新型コロナウイルスの影響下で買い物環境が急激に変化しており、スタッフと来店者との接触を低減する工夫が店舗運営に必須となっている。「コネクテッドシェルフ」は、複数のシェルフ・サイネージを、IoTセンサーやAIで統合制御し、来客属性に合わせて最適なデジタル販促コンテンツの配信を可能にするシステムだ。
複数サイネージを1つの画面として使ったダイナミックな映像プロモーション(シンクロ・モード)により遠距離からでも来店客に訴求できるマグネット効果や、棚前状況・来店客に合わせたコンテンツ自動表示で、購買意欲の喚起ができる。販売員の対面接客をサイネージで代替でき、ウイルス感染リスクの軽減も期待される。
<実証実験概要>
実施場所:MEGAドン・キホーテ渋谷本店 3階 化粧品フロア
〒150-0042東京都渋谷区宇田川町28-6k
期間:2020年12月19日から6ヵ月間
内容:エンド陳列棚にて、男性化粧品「uno」の商品プロモーションを実施
来店客の性別・世代・肌の悩みに合わせた動画コンテンツ表示、オススメ商品を提示
内容修正のお詫び
当記事のタイトルに「リコーとTANA-X」また、記事冒頭に「リコーは」としておりましたが、今回の実証実験の主体はTANA-Xだったため、以下の修正を加えました。この度は事実と異なる解釈を生む表現をしたこと、誠にお詫び申し上げます。(2021年2月4日15時45分修正)
修正前タイトル:リコーとTANA-X、棚前の集客効果・購入促進の実証実験開始 販売員の対面接客をサイネージで代替
修正後タイトル:TANA-X、棚前の集客効果・購入促進の実証実験開始 販売員の対面接客をサイネージで代替
修正前文章:リコーは、TANA-Xと共同開発を手掛けた、
修正後文章:TANA-Xは、リコーと共同開発を手掛けた、
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