リアル行動データプラットフォーム「Beacon Bank」を運営するunerryは、ジェイアール東日本企画(以下、jeki)と連携した。両社は連携を通じて、山手線利用者に対し交通広告とスマートフォン広告の重複接触で広告認知拡大を図る新広告商品のテスト販売を開始した。
同商品はunerryの「Beacon Bank」が山手線全編成の各車両および山手線内各駅の各改札口に設置されているJビーコンを通じて、山手線利用者・山手線内改札付近利用者を推定し、SNS(Facebook/Instagram/LINE)広告を配信する。
また、同時にjekiが提供する車両内の3面動画配信枠である「まど上チャンネル」や「自動改札ステッカー」といった山手線内利用者をターゲットとした交通広告とセットで掲出される。視認性の高い交通広告と身近なSNS広告の組み合わせにより、高頻度で多面的な広告接触を実現し、認知の拡大を図る。また、オプションでブランドリフトの広告効果調査も可能だ。販売期間は2021年1月~3月にてテスト販売で検証を行い、次年度(2021年4月以降)の商品化を目指す。
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