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エルダー・シニア層、SNSの利用率が伸長 YouTubeの利用時間も1.5倍に【マクロミル調査】

 マクロミルは、エルダー(中高年層)・シニア層のインターネット利用動向について、スマートフォンの「アプリログデータ」とインターネットリサーチによる「アンケートデータ」を使用して分析し、その結果を発表した。

1日当たりの利用時間、ネットがテレビをわずかに超える

 2020年下半期におけるエルダー・シニア層のメディア利用頻度は、テレビ(6.6日/週)、ネット(5.3日/週)、新聞(4.2日/週)、ラジオ(2.0日/週)となり、テレビとネットの利用が定常的であることがわかった。またネット利用について、パソコンからの利用が5.4日/週、スマホからの利用が5.3日/週であった。

 1日当たりの利用時間はネット(3.3時間/日)がテレビ(3.2時間/日)をわずかに上回った。この半年で利用の増減を尋ねると「ネット利用が増えた」が3割、「テレビ利用が増えた」が2割半で、ネットの利用が増えたと答えた人が多い結果となった。

VOD・SNSのアプリ利用率が伸長

 次にアプリログデータを使って、アプリの利用率と利用時間を調査した。アプリのカテゴリーごとに利用率を見ると、高いものから「Movie」「SNS」「News」「Music」「VOD(Video On Demand)」となっており、いずれも2019年7月~2020年12月の1年半で増加した。特に「VOD」と「SNS」は直近1年以内も伸長を続けている。

左:アプリカテゴリー別の利用率推移<br />右:VOD・SNSの利用率上昇ランキング<br />(タップで拡大)
左:アプリカテゴリー別の利用率推移
右:VOD・SNSの利用率上昇ランキング
(タップで拡大)

 「VOD」と「SNS」における直近1年の利用率増加を後押ししたアプリは、VODでは「Netflix(+1.0Pt)」「Amazon Prime(+0.9Pt)」、SNSでは「Instagram(+4.2Pt)」「LINE(+2.6Pt)」「Twitter(+0.9Pt)」という結果となった。

YouTubeの利用時間が1年半で1.5倍に

 各アプリの利用時間については特に「YouTube」の伸長が目立ち、2019年7月時点では179分/月、2020年12月では280分/月と、1年半で約1.5倍に増加した。2020年下半期では「LINE」の利用時間に迫る勢いで伸長したことからも、エルダー・シニア層が「YouTube」を定常的に利用するようになった様子がうかがえる。

 また「TikTok」や「ABEMA」は新型コロナウイルスの感染が広がり始めた2020年3月前後から利用時間の上昇が見られた。一方「SmartNews」「Twitter」「Facebook」は2020年3~5月に上昇が見られたがその後、以前の水準に戻っている。

InstagramやTVerは今後も利用が拡大していくと予想

 利用率、利用日数、利用時間の3つの指標で各アプリのポジションをまとめると、利用率により大きく3つのグループに分かれる。

エルダー・シニア層における、主要青売りの間口・奥行き分析<br />(2019年10~12月と2020年10~12月の変化)
エルダー・シニア層における、主要青売りの間口・奥行き分析
(2019年10~12月と2020年10~12月の変化)

 利用率が高いグループの「LINE」「YouTube」は、この1年の伸長を鑑みるとまだまだ頭打ちとはいい難い。利用率が中・低のグループは、エルダー・シニア層に受け入れられるアプリが二極化している。間口(利用率)も奥行き(利用日数や時間)も増加している「Instagram」や「TVer」は、エルダー・シニア層のスマホ利用が増加するにともない今後も利用が拡大していくと推察されるという。

ネットメディアの利用目的は「情報収集」で娯楽の要素は薄い

 SNSや動画サービスなど主要ネットメディアの利用目的をアンケートで調査した。結果エルダー・シニア層のYouTubeの利用目的は、1位「自分の趣味や興味に合う情報を得るため(48.8%)」、2位「暇つぶし(43.4%)」、3位「特定の分野で専門的な知識を持つ人の情報を得るため(20.3%)」となった。

 比較のために20~40代の結果を見ると、1位「暇つぶし(58.3%)」、2位「自分の趣味や興味に合う情報を得るため(39.9%)」、3位「ストレス発散・癒やしとして(31.8%)」であった。

 20~40代は「娯楽目的」が多いのに対し、エルダー・シニア層は「情報収集目的」が多い点が特徴だ。なおこの傾向はFacebookやTwitter、Instagramでも同様に見られた。情報収集という明確な目的を持ったSNSの活用が、それぞれのアプリやネット全体の利用増加につながっていると考えられるという。

今後の利用意向が高いサービスは「LINE」「YouTube」

 メディアごとの必要度を尋ねたところ、「テレビ」の8割強に対し「ネット」は8割弱、「新聞」は6割を下回った。「ネット」は「テレビ」と同程度に必要とされ、メディアの中でも高く位置付けられていることがわかった。

 次にネット利用が今後増加するかをデバイス別に尋ねた。結果「パソコン」は3割、「スマホ」は4割が増えると回答したという。またSNSや動画サービスなどの主要ネットメディアについても同様に今後の利用が増えるかと尋ねると、「LINE」と「YouTube」がともに最も高く、エルダー・シニア層の4人に1人は増えると回答した。

【調査概要 アプリログデータ】
マクロミルのアプリログデータ「A³(Acube)」を使用。自社で保有するパーミッション取得済みの約6万人(2021年1月1日時点)のスマホ保有モニター(アプリログパネル)から、スマホの行動ログを収集したデータベース。
分析の対象アプリ:
 Movie:YouTube、ABEMA、TVer、TikTok
 SNS:LINE、Facebook、Instagram、Twitter
 News:SmartNews、Gunosy、Yahoo!ニュース、日経電子版、NewsPicks
 Music:Amazon Music、Spotify、Apple Music、LINE MUSIC、YouTube Music、AWA、Google Playミュージック
 VOD:Hulu、Netflix、Amazon Prime、U-NEXT
分析対象:Androidデバイスを保有するスマートフォンアプリモニタ 全国50~69歳の男女
有効回答人数:2020年12月 15,509名
割付:性別・年代・エリアで割付し、スマートデバイスインターネット利用人口にウエイトバック

【調査概要 アンケートデータ】
調査主体:マクロミル
調査手法:インターネットリサーチ
調査対象:全国20歳以上の男女(マクロミルモニタ会員)
有効回答人数:1,974名(エルダー・シニア層907名、一般層1,067名)
割付:性別・年代・エリアで人口構成比に合わせて割付
※分析対象は、一般層に含有するエルダー・シニア層も含めた1,489名
調査期間:2020年12月4日(金)~12月8日(火)

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