デジタルハイブリッドのトッパン・フォームズ(以下、トッパンフォームズ)は、生活者の意識とダイレクトメール(以下、DM)を取り巻く実態や時系列変化から見えるトレンドの定点的な把握を目的に、生活者のDMに関わる行動について調査した。
2020年におけるDMの開封率、20代は35%以上が「増加した」と回答
まず1週間に平均で何通くらいのDMを受け取っているかを調査した。結果DMを受け取っている生活者の割合も2020年は例年並みとなった。
次に届いたDMを開封する割合が2019年と比べて変わったか調査した。結果、DMの開封割合が「増加した」とする回答が「減少した」とする回答を大きく上回った。特に20代は35%以上が「増加した」と認識していた。
「生活者がDMを開封する」行動は、2020年のコロナ禍による社会の変化が追い風になっているとトッパン・フォームズは考察した。
DMの活用、肯定的な意見が否定的な回答の2倍以上に
最後に今後のコロナウイルス関連の社会動向を予想した際に「企業などから情報を伝える方法」としてDMは、どの程度活用されるべきか調査した。結果、コロナ禍におけるDMの活用に肯定的な意見が多く、否定的な回答の2倍以上という結果となった。
【調査概要】
調査手法:Webアンケート方式
調査対象者とサンプル数:全国20歳以上の男女、届いたDMをおよそ3割以上開封する人・メールマガジンに登録している人2,000サンプル(20~70代以上男女)
調査実施時期:2020年10月30日(金)~11月2日(月)
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