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インテージ、自動で最適な販促動画を設定・配信する「楽ラク!デジボード 定番長」β版を提供開始

 インテージは、スーパーマーケットを対象とした新しい販促サービス 「楽ラク!デジボード 定番長」β版の提供を2021年4月より開始する。

 同サービスでは、定番棚の上部に横長のモニター(729mm×170mm)をデジタルボード(以下デジボード)として設置し、各店舗の時間帯ごとに来店する顧客の好みに合わせた商品紹介などの動画が流れるように自動で配信設定をする。

 具体的には、インテージ独自の技術「Genometrics(ゲノメトリクス)」でID-POSデータを解析し、各店舗の顧客のお買い物傾向を10タイプに分類。各時間帯に来店する顧客の買い物傾向に合わせて、どの動画を配信するかを自動でプログラムする。

 これにより、定番棚で顧客と商品との新しい出会いを提供したり、お得情報をお伝えしたりすることで買い物を便利にすることができるほか、自社のサービスのお知らせや、オリジナル商品、バイヤー推奨品などを紹介する動画を流すこともでき、「自社らしさ」のある定番棚を表現することも可能となる。

 なお、配信する動画や条件は、スーパーマーケットと取引のあるメーカーが事前に登録し、店舗に設置したデジボードへの配信はシステムが実行。そのため、店舗や本部での設定は不要となる。スーパーマーケットの定番棚への設置・導入費用は無料で、運用にかかるのは電気代・通信費のみとなり、取引メーカーが支払う利用料金の一部はスーパーマーケットへフィードバックされる。

 インテージが2018年から店頭で行ってきた実証実験では、対象商品の売上前年比が最大で16%向上。特に単品で完結するものよりも、他の食材も必要になるような食品カテゴリー(鍋つゆ、カレー・シチュールウ、ドレッシングなど)で高い効果が出ることがわかっており、買い上げ点数の向上も期待できる。また、特売など他の施策と組み合わせることで効果が高くなることも確認されている。

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2021/03/10 13:15 https://markezine.jp/article/detail/35707

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