Twitterは、ブランドセーフティ強化に向け、2点の発表を行った。
TAGのブランドセーフティ国際認証を取得
Twitterは、グローバル事業展開において、TAG(Trustworthy Accountability Group)のBrand Safety Certified Seal(ブランドセーフティ認証マーク)を取得した。
TAG Brand Safety Certifiedプログラムは、デジタル広告契約、収益化コンテンツの削除の実践、許可や非許可リストの活用、広告の不適切表示を最小限にするための特定の方針や手順の明文化に適用されるブランドセーフティの国際基準を定めるものだ。この認証は、TwitterがTAGのガイドラインに準拠していることが独立機関の監査により確認されていることを示すものだ。Media Rating Council(MRC)と現在進めている協業に加え、TAGと連携することにより、独立機関のブランドセーフティ認証に対する取り組みを拡充していく。
広告向けに会話参加設定の提供開始
また、広告向けに会話参加設定機能を導入した。
2020年8月に同社は、Twitterの一般ユーザー向けにツイートへの返信範囲を選択できる会話参加設定機能を導入していた。今回、企業のツイート作成画面や広告APIを通してツイートを作成する場合にもこの機能が利用できるようになった。
同アップデートにより、オーガニックツイートだけでなく広告用ツイートや、最も人気の高い広告フォーマットによるツイートに会話参加設定を適用可能となる。
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