オーディエンスの38%は「オンデマンドウェビナー」のみを視聴
コロナ禍の影響を受け、BtoBビジネスにおけるウェビナー活用が急増している。特にこれまでオフラインで行われてきたセミナーや展示会の代替手段として、新規リードの創出手段として活用されるケースが多い。
しかし、ウェビナーは購入までのプロセスだけではなく「購入後のオンボーディングやアダプション、アップセル/クロスセル、またはアドボカシーやロイヤルカスタマー化というテーマも扱うことができる」と語るのは、ウェビナープラットフォームのクラウドサービスを展開するON24(オン・トゥエンティーフォー)で、日本カントリーマネージャーを務める上田善行氏。
米国・サンフランシスコに本社を置くON24は、ウェビナーマーケティング分野の世界的リーダーとして、2021年4月現在、全世界で1,900社以上に導入されている。そして昨年2020年11月には日本法人を設立し、日本マーケットに参入した。
日本でウェビナーの活用に注目が集まったのは2020年のコロナ禍がきっかけだったが、広大な国土面積を持つ米国では10年近く前から活用が始まっており、ON24のウェビナープラットフォーム「ON24 Webcast Elite」が提供を開始したのも2012年のことである。
ON24のプラットフォームには、大きく3つの特徴がある。ひとつめは「ライブ」「事前収録」「オンデマンド」という異なる3つの収録形態に対応していること。上田氏は「ライブのみでウェビナーを使っている企業も多いが、それは大きな機会損失です」と話す。
というのも、ON24が実施した調査によると、「ライブのみ」の視聴は57%と割合として最も多いが、「オンデマンドのみ」の視聴が38%もいるというデータが出ているのだ。まさしく、オンデマンドウェビナーを提供していないのは非常に大きな機会損失が起きていることが示されている。
約30種類のエンゲージメントツールを搭載
ふたつめの特徴は、自由なカスタマイズが可能でインタラクティブな配信画面によりリッチな体験を提供できる点だ。ON24には現在、オーディエンスのインターフェースに搭載できる約30種類のエンゲージメントツールがある。Q&Aや問い合わせ、アンケート、投票だけでなく、たとえばウェビナー視聴後に内容の理解度を確認するテスト行い、結果の証明書を発行するといった活用も可能だ。
またグループチャットはもちろん、オーディエンスインターフェースからTwitterやFacebookに対する投稿も可能だ。そして、ここで発生するインタラクションはすべて情報が取得され、分析することが可能だ。これが3つめの特徴である。
「ON24 Webcast Eliteウィークリーデモ」でON24を体験してみませんか?
ON24では毎週木曜日にデモウェビナーを開催しております。ぜひデモでいかに容易にデータリッチでエンゲージメントの高いウェビナーを作成できるかをお確かめください。