野村萬斎が所属する万作の会と西日本電信電話(以下、NTT西日本)は、狂言のデジタルトランスフォーメーション実現に向けた連携協定を締結した。
万作の会は、野村万作を中心に公演を行うグループ。国内外で狂言・能公演に出演するほか、狂言を体感できるワークショップの開催、大学やカルチャースクール、専門学校での指導などを通して、狂言の普及活動を行っている。
一方NTT西日本は、さまざまな企業や自治体などと共に、ICTを活用して地域の抱える社会課題を解決するべく取り組んでいる。
今回の連携協定は、エンターテイメントの分野で従来のような観客の来場を前提とした手法が困難となっている状況を踏まえ、withコロナ、afterコロナ時代における狂言の新たな楽しみ方を実現することが目的。ICTを活用した狂言のデジタルトランスフォーメーション推進に向け相互連携し、日本の伝統文化である狂言の普及・活用・伝承を進めていく。
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