遊び予約サイト「アソビュー!」を運営するアソビューは、「アソビュー!レジャークラウドアナリティクス」の販売を開始する。
同サービスは、アソビュー!で販売した電子チケットの販売実績や決済者属性を元に施設運営に関わるチケットの販売情報・来場者情報を一元管理し、ダッシュボードでリアルタイムに分析できるもの。これにより情報収集や集計の手間と時間を削減し、データに基づいた効率的なマーケティング戦略の立案が可能となる。
提供される分析機能は次のようなものがある。
- 販売総額・販売枚数の時系列推移、および業界比較機能
- 決済者あたりの平均販売枚数と販売単価の推移、および業界比較機能
- 決済者の属性分析
- 決済者の居住地分析
初期費用は無料でサービス利用料は1施設あたり月額5万円から。初期設計や開発は一切不要で、契約後すぐに分析が開始できる。
レジャー産業は新型コロナウイルスに対する感染予防対策として、日時指定による入場制限や非接触によるチケット販売の促進などを進めている。今後も外部環境の変化や不確実性の向上にともない、データに基づいた精度の高い経営判断、マーケティング戦略の立案の重要性が高まってくると考えられる。
一方で、BIツールの構築には、初期の設計や開発に時間を要し、分析するためのデータの収集や加工に大きな労力がかかる。また、運用開始後も分析の指標が定まらなかったり、リアルタイムの分析が困難だったりと様々な課題が存在する。
今回、これらの問題を解決するため、同社は「アソビュー!レジャークラウドアナリティクス」をリリースするに至った。
【関連記事】
・アサヒビール、データ分析・活用を共同で推進するパートナーの募集を開始 新たな価値の共創へ
・オプトとnehan、企業向けデータ分析支援サービスを共同開発 データ基盤の整備から内製化までサポート
・デジタルシフトとEVOCデータ・マーケティングが協業開始 データ分析・デジタルシフトを包括的に支援
・三井住友カードとマクロミルが業務提携 企業向けデータ分析支援サービスの強化へ
・ユナイテッド、ブリューアス・フラーと業務提携 アプリ開発・データ分析・運用改善のDX支援を強化