4月15日パルコとCAMPFIREが共同運営する購入型クラウドファンディングサービス「BOOSTER(ブースター)」は、プロジェクト成立後の販路獲得をサポートするサービス「PARCOバイヤーズクラブ」を開始した。
取り組みの第1弾として、「バイヤーズクラブニュースレター」をスタート。パルコと取引のある百貨店・専門店のバイヤー(2021年4月現在約50名)へのネットワークに対し、クラウドファンディングに挑戦した商品やアイデアの情報をニュースレター形式でバイヤーに届ける(月4回配信、1回の配信に10件のプロジェクトを掲載予定)。
これまでのクラウドファンディングでは、プロジェクト成立後の販路獲得に悩むプロジェクトオーナーの声が多かった。また、オンライン上で完結するクラウドファンディングの特性から、Eコマースと連携したサービスもあるものの、プロジェクトオーナーからはリアル店舗における販売を希望する声も多い。
PARCOバイヤーズクラブでプロジェクトオーナーはパルコが培ってきた百貨店・専門店のバイヤーたちへの独自ネットワークを活用できるようになる。これにより、通常のクラウドファンディングでプロジェクト成立後に大きな課題となる販路獲得の解決し、プロジェクト成立後の販路獲得率20%到達を目指す。
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