LINEを通じて友だちに様々なプレゼントを贈れるサービス「LINEギフト」の累計ユーザー数(LINEギフトを贈った、もしくはもらった経験があるユニークユーザー数)が、2021年5月に1,500万人を突破した。
「LINEギフト」は、2015年4月からサービス提供を開始したコミュニケーションサービス。コロナ禍での会えない日々が続いている中で、ソーシャルギフト需要が高まり、2021年のバレンタインデー当日にLINEギフトで初めてギフトを購入したユーザーは昨年同日比で約2.4倍に増加、2021年の母の日当日の流通額は前年比約2.5倍となるなど、新しいコミュニケーションツールとして注目されている。
2020年4月に発出された緊急事態宣言後はユーザー数が特に増加しており、2020年の5月にLINEギフトを初めて利用したユーザー数は、前月と比較して約1.5倍に増加した。これは、直接会わなくてもギフトが贈れる特長が、コロナ禍ではじめて迎えた会えない母の日の需要とマッチしたことが、大きな要因の一つと考えられる。
以降も、シーズナルイベントのユーザーは、前年度以前と比較しても過去最高を記録したほか、イベントがない月においても新規ユーザー数が軒並み増加傾向となった。
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