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リスティング広告で競合他社の上をいく!アドフレックス×Optmyzrが実現する成果最大化

Optmyzrだけが持つ強みとは?

 今回のOptmyzr社との提携は、アドフレックス側からの強いアプローチで実現したという。松岡氏は「それだけOptmyzrの強みに惹かれました」というが、具体的にはどのような特徴があるのだろうか。

「大きく二つあります。一つは、やはり元Googleの広告システム開発経験者が作った製品であること。そしてもう一つは実際に運用してわかったのですが、アップデートが非常に速いことです。Googleのアップデートは海外で先行され、その後で日本でも反映されます。OptmyzrはGoogleの変化への対応が非常に早いため、弊社でも日本でのアップデートが実施される前から備えられます。広告主にとっても大きなメリットになるはずです」(松岡氏)

 一般的な国産のPPC管理ツールの場合、媒体側のアップデートが行われてから、その対応機能の開発が始まる。Optmyzrはその間すでに対応を完了し、さらに海外での運用実績も反映されるため、より機能も充実する。アドフレックスはこの恩恵を受け、試行錯誤する期間を大幅に短縮できるため、成果が出るまでの期間も速い。

 実際Optmyzrは、海外での実績も豊富だ。Optmyzr社が設立されて8年になるが、世界85カ国・7万5000社に導入されている。それだけ多く利用されていることは、クライアントからのリクエストに応じたアップデートと機能追加を重ね、より使いやすく、より高い効果を発揮できるように進化し続けている証左といえる。

 製品には、そうした海外のベストプラクティスも反映されているため、海外で実績のある最先端のAIソリューションを、日本で使えることは日本企業にとって大きな価値になる。

 アップデートの速さや、これまでのベストプラクティスを反映させることについては、Optmyzr側も当然意識している。「Googleへの対応という点だけでなく、もともとリスティングやPPCの領域は非常に変化が速い分野なので、常に最新情報をキャッチアップしていくことは非常に重要です」とVallaeys氏は開発ポリシーを示す。

 だからこそ、Googleがアップデートする前から常に対策は練っており、最低でも四半期ベースで最新状況に対応できる開発体制をとっているそうだ。

アドフレックス×Optmyzrのシナジーで生まれる価値

 アドフレックスは、Optmyzrのローカライズを進めると共に、サポートやコンサルティングも併せて提供していく。Vallaeys氏は「日本ではまだOptmyzrの利用率は低いですが、今回アドフレックスとパートナー契約を締結したことで、多くの日本の広告主に利用していただけると考えています」と期待を寄せる。

 アドフレックスも、これまで培ってきたAIの知見や運用経験を生かし、Optmyzrがもたらす示唆を加味することで、より高い成果を顧客企業に還元できるようになるとの展望を持つ。

 実際、同社の顧客企業は、金融や健康食品、アパレル、インフラなど、多岐にわたる。それぞれの業界・分野ごとに広告の最適化に必要な考え方や知識、ゴール設定なども異なるだろう。「弊社ではそうした違いを理解しているため、各分野に求められる成果をより確実に出していくことが可能です」と松岡氏は自信を見せる。

 自動化ツールは「導入したら何もしなくていい」というわけではない。まず初期設定では必要な情報をインプットしていく作業が必ず発生し、その後初動を見てチューニングする過程は、人間が行わねばならない。Optmyzrによる高度な最適化機能や施策提案を有効活用するために、アドフレックス内に蓄積された業界ごとに異なる“チューニングの勘所”や経験値を掛け合わせる。

 これにより、変化に負けない総合的な判断が可能になるわけだ。ツールが基本的な運用を行い、重要な部分は人が判断することで役割分担が明確になり、より高度な戦略が行えるというサイクルが回りだす。

 「今後はアドフレックスを通じて、日本のクライアントのリクエストにもしっかり応えていきたいと考えています」とVallaeys氏は日本市場の開拓に非常に積極的だ。松岡氏も「今後もOptmyzrを始めとする海外のベストソリューションを調査・提供しながら、顧客企業の成功につながる価値を提供していきます」と意欲を見せる。

 リスティング広告はやりつくした、あるいはルーチンで問題なく運用できていると感じている企業も多いだろう。だが今一度、伸び代の有無を確かめる必要がありそうだ。

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この記事の著者

岩崎 史絵(イワサキ シエ)

リックテレコム、アットマーク・アイティ(現ITmedia)の編集記者を経てフリーに。最近はマーケティング分野の取材・執筆のほか、一般企業のオウンドメディア企画・編集やPR/広報支援なども行っている。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2021/08/25 14:39 https://markezine.jp/article/detail/36692

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