マーケティングアプリケーションズは、新たな社外取締役として味の素の代表取締役副社長である福士博司氏を迎えた。これにより、メーカーマーケティングのDXを実現していく。
マーケティングアプリケーションズは、リサーチプラットフォーム事業やサンプリングサービス「otonari」を提供する企業だ。
福士氏は1984年に味の素へ入社し、アミノ酸事業を中心に技術畑でアメリカやタイなどの海外展開に従事。MBAの取得後は事業畑へと転じ、2008年にアミノ酸事業部長に就任した。当時営業赤字だった同事業を黒字化し、アミノサイエンス部門の事業ポートフォリオを6年間で転換させた。現在は最高デジタル責任者(CDO)として全社のDXを推進している。
otonari事業では、街の飲食店や美容室などの店舗に委託し、日用品メーカーが広告宣伝の手段として「サンプリング」を実施できるようサポートしている。
マーケティングアプリケーションズは、福士氏が長年培ってきた事業拡大やマネジメントの知見を基に、otonari事業およびリサーチプラットフォーム事業の進展と盤石な経営体制の構築を目指す。
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