ヤフー(以下、Yahoo! JAPAN)は、事業者向けデータソリューションサービスにおいて、性別年代や興味関心などの項目が一致するユーザー群の特徴を分析し、多面的な人物像(ペルソナ)を可視化する新サービス「DS.INSIGHT Persona」の提供を2021年度内に開始する。
同サービスは、性別や年代、興味関心などの条件を設定してセグメントを作成すると、作成したセグメントの人が他にどんな興味関心があるのか、どんなライフスタイルかなどの傾向を示し、多面的なペルソナを可視化することができるもの。
検索データの傾向を可視化する「DS.INSIGHT People」に加えて「DS.INSIGHT Persona」を活用することで、生活者の人物像(ペルソナ)を多方面から捉え、商品企画・販促立案・コンテンツ制作といった領域の施策の幅を広げることが可能となる。
なお、「DS.INSIGHT Persona」で分析できるデータはすべて統計データであり、個人を特定可能な情報は含まれない。
Yahoo! JAPANでは、2019年10月より同社の多様なサービスから得られるビッグデータを活用し、企業や自治体向けに事業の創造や成長支援、課題解決などにつなげるインサイトを提供するデータソリューションサービスを提供している。
このサービスもその一環。料金や詳細は追って発表される予定だ。
【関連記事】
・ヤフー、「DS.INSIGHT」の販売代理店プログラムを開始 取次・再販の2モデルを用意
・位置情報ビッグデータ分析ツールLOGIO、ペルソナ分析サービスを開始 行動パターンなどの違いを可視化
・電通と電通マクロミルインサイト、生活者インサイトを自動で深掘りするAIチャットボットを開発
・Yext、消費者による検索行動のインサイトが閲覧できる「Yextデータハブ」を開設
・ヤフー、広告サービスの透明性レポート発表/最も多い広告非承認理由は「最上級表示」基準への抵触