デジタルギフトのデータを起点に、顧客理解を深める
MZ:giftee Boxを導入することで、顧客理解を深めるきっかけにできるとうかがっています。どういったことでしょうか?
篠塚:giftee Box内でどの商品と交換されたかというギフト選択データのご提供が可能です。そこから「お客様は何を欲しているのか?」といったユーザーの趣向を可視化ができるようになります。データは、商品単位だけでなく金券やスイーツといったジャンルで区切ることができるため、大きな視点からの分析も可能です。
池田:本来ギフトの価値は、手間や数値ではなく、相手に喜んでもらうことにあります。個人間ですと、ギフトを贈る場合は、きっとその人のことを考えて選びますよね。
これらのデータを活用することで、既存のマーケティングツールでは得られない顧客データを得られ、ギフトの最適化だけでなく、そもそもの企業とお客様のコミュニケーションを生み出すきっかけにもつながります。ビジネスシーンでも同じ発想で贈り物ができるよう、giftee Boxをお役立ていただきたいです。
デジタルギフトを通じて顧客との関係構築を支援したい
MZ:最後にgiftee for Businessおよびgiftee Boxを、どういった課題を抱えている担当者に利用していただきたいか教えてください。
池田:お客様のことを知りたいけれど手段がない、良い体験を通してお客様とのつながりをつくりたい、といったマーケターの皆様に利用していただきたいですね。
ギフティはギフトのコンシェルジュとして今までも多くのマーケティングやプロモーションに携わってきました。ギフトの提供だけでなく、アンケートの回答、SNSのアクションをトリガーにしてデジタルギフトを贈るプロダクトも展開しております。ギフトマーケティングを通じて、培ってきた知見やデータを基に、様々な施策の実施検討や企画の段階からお客様に寄り添うマーケティングコミュニケーションの方法、最適なギフト体験をサポートさせていただければと考えています。
MZ:篠塚さんはいかがでしょう?
篠塚:ギフトを通じたコミュニケーションの設計を一緒に考えさせていただければと思います。
昨今のサードパーティCookieの排除から見える個人情報保護の潮流を踏まえると、今後は、企業のほうから主体的に顧客理解の手がかりをつかみ、解像度を上げていかなければならない世界が予想されます。一つひとつの顧客接点の重要性も上がっていくはずです。これまで手間やコストの削減に目が行きがちだったインセンティブの配布も、giftee Boxの活用によってお客様の理解を深めるための貴重な顧客接点の一つとして捉え直していただけると嬉しいです。
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