SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第106号(2024年10月号)
特集「令和時代のシニアマーケティング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZineニュース

CAとNTT Com、小売流通企業のDX推進に向けた業務提携~広告事業を小売流通企業の新たな収入源へ

 8月26日、サイバーエージェントとNTTコミュニケーションズ(以下、NTT Com)は、小売流通企業のDX推進にむけた業務提携を締結した。

 同業務提携にもとづいて、両社は小売流通企業のマーケティング改革および新たなビジネスモデル創出の支援を目的とした「次世代スマート広告プラットフォーム」などのソリューション提供を目指す。

 同プラットフォームを導入することで小売流通企業は、自社でゼロからデータ活用基盤を構築することなく広告事業へ参入し、新しい収益源を確保が可能となる。

 具体的には同業務提携により次の事業を実施していく。

「顧客の購買体験」をデジタル活用で向上させる小売流通企業のDX推進

 AIを活用し、商圏や購買履歴など各種データから顧客の興味関心・生活シーンに合わせた最適な広告配信を行うことで「顧客の購買体験」を向上させるなど、さまざまなDXソリューションを提供する。

アプリ・店頭サイネージなどを活用した新たな広告事業収入の確立

 小売流通企業の持つアプリや店頭のサイネージなどに最適な広告を配信することで、小売流通企業が広告事業収入を得られる新たなビジネスモデルを創出する。

両社の役割
両社の役割

 サイバーエージェントは商圏・人流・購買データなどオルタナティブデータのAI分析やアプリ開発、広告メニュー開発などを担う。NTT ComはネットワークサービスやICTインフラの提供、Smart CXの実現などを担う。

 米国のAmazonやウォルマート、英国のテスコ、中国のアリババやテンセントなど、世界の小売企業が広告事業に参入し注目されている。一方、国内の小売流通企業ではシステム面や業務面における課題のためにDX推進が加速されず、結果としてデータの利活用が求められる広告事業への参入は進んでいない。

 そこで今回、アプリや店頭サイネージを活用した広告事業を小売流通企業の新たな収入源へすることを目指すべく両社は業務提携を実施するに至った。

【関連記事】
CA、デジタルサイネージの広告運用最適化機能を開発 店舗サイネージ配信「ミライネージ」へ提供
cookpad storeTV、小売企業へ広告配信プラットフォームを開放
フェズとフリークアウトHDが合弁会社を設立 小売・メーカー向けにインストアメディアの開発・運用へ
VOYAGE GROUPとバリューデザイン、小売業のDXを支援する新会社「デジクル」を設立
アドインテとKaizen Platformが協業 メーカー・小売における動画広告の制作と配信を支援

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2021/08/26 17:45 https://markezine.jp/article/detail/37132

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング