バニッシュ・スタンダードは、「STAFF START（スタッフスタート）」の海外対応を開始した。第1弾として、カシオ計算機の台湾の現地店舗および台湾ECサイトに導入された。

　「STAFF START」は、自社ECサイトやSNS上でのオンライン接客を可能にするStaff Techサービスだ。現在、利用ブランド数はアパレルや化粧品ブランドを中心に1,600を超え、2020年7月から2021年6月の間に「STAFF START」で作成されたコンテンツを経由した流通総額は、1,200億円を超える。

　今回、海外対応第1弾としてカシオ計算機の台湾ECサイトおよび、台湾の現地店舗スタッフ向けにサービス提供を始めた。これにより、台湾のG-SHOCK STOREの店舗スタッフによるオンライン接客が開始された。なお台湾での取り組みに先行し、2021年7月からカシオ計算機が日本で運営するECサイトにおいても「STAFF START」を提供している。

　今後、同サービスは海外対応を強化し、最大43言語でのサービス提供を目指す。

【関連記事】
・LINEとSTAFF START、店舗スタッフがLINE公式アカウントを開設できる新サービスの開発へ
・＠cosme SHOPPING、STAFF STARTを導入　ECサイト内で美容部員による投稿を開始
・ecbeing、STAFF STARTと標準連携　店舗スタッフによるデジタル接客を自社ECで実現
・STAFF STARTとLINEショッピングが連携　スタッフコーディネート投稿でデジタル接客を開始
・STAFF STARTとYappliが連携開始　店舗スタッフの投稿を自動でネイティブアプリ化して配信