ロッテは、検索とAIを活用したBIソリューションであるThoughtSpotを導入した。
同社はデジタル変革(DX)の取り組みとして、クラウドファーストの方針のもとデジタル基盤の整備を進めてきた。データドリブン経営を実現するために、デジタル基盤の上でデータ活用のための環境整備およびITリテラシーの向上を図る必要があり、社員自らデータ活用を行うため、ThoughtSpotの導入を決めた。
同社では現在、企業別損益分析、特売費・拡売費分析、商品別収益分析、市況分析、SCM分析の5つのユースケースでThoughtSpotの利用を開始。経営層に加え営業本部、マーケティング本部、経営戦略本部、SCM本部と多岐に渡って活用されている。
同社のICT戦略部部長の緒方久朗氏は「同サービスを利用することで、最高のCX(顧客体験)を提供できるよう、引き続きデータ活用の支援をしていきたい」と述べた。
【関連記事】
・千葉ロッテマリーンズがUSERGRAM導入 チケットサイトやファンクラブサイトでのユーザー行動を分析
・「DELISH KITCHEN」がロッテと商品開発 アレンジレシピをサイト他で展開し動画素材も提供
・購買レシートを基に企業の商品開発や販促を支援 フェリカネットワークスが「コンビニBIラボ」を開始へ
・BICPがニューヨークオフィスを開設 レポートとコンサルティングを組み合わせたサービスを提供開始
・BIツールの導入から運用までトータルで支援 DACが「BIMasters」を提供開始