ヴァリューズは2021年1月~10月のWebサイトのアクセス数やスマートフォンアプリの起動数を調査し、ランキングを作成した。
Webサイト訪問者数トップ3の顔ぶれは2020年と変わらず
同社が保有するWeb行動ログデータから各Webサイトの訪問者数を調査したところ、1位は検索エンジンの「Google」だった。
2位に「Amazon.co.jp」が、3位に「楽天市場」がランクインし、トップ3の顔ぶれや順位は2020年の調査結果と変わらなかった。
決済アプリの起動者数が高い伸び率を示す
スマートフォンアプリの起動ユーザー数を調査したところ「LINE」が1位に。2位の「Twitter」と3位の「Amazon ショッピング」は、いずれも利用者数が前年より増加していた。
また、昨年も高い伸び率を示していたキャッシュレス決済アプリの「PayPay」は今回も5位にランクイン。その他のキャッシュレス決済サービスでは、14位に「d払い」22位に「楽天ペイ」25位に「au PAY」と通信キャリア系アプリが名を連ね、前年比も増加した。
60代以上の訪問者数が最も多かった「楽天市場」
Webサイトやアプリの利用者数について年代別でも集計したところ、Webサイトのトップ3の顔ぶれは各年代で変わらなかった。
60代以上のシニア層では1位の楽天市場がAmazonやGoogleの利用者数を上回り、20代においてはトップ5に「YouTube」やTwitterがランクインした。
セブンイレブンのアプリ利用者数が大幅増
アプリの年代別ランキングを見ると、60代以上では上位アプリの利用者数が前年よりも120%近く高かった。特に13位のコンビニアプリ「セブン-イレブン」は前年比138.9%と大幅増。20代では、昨年まではトップ20内に入らなかった「Uber Eats」が16位にランクインした。
【調査概要】
対象:全国のヴァリューズモニター(20歳以上男女)
期間:2021年1月~10月
Webサイトのユーザー数調査方法:PCおよびスマートフォンからのアクセスを集計し、ヴァリューズ保有モニターでの出現率を基に、国内のネット人口に則して推測
アプリのユーザー数調査方法:Androidスマートフォンでの起動を集計し、ヴァリューズ保有モニターでの出現率を基に、国内のネット人口に則して推測。メールなどのプリインストールアプリは対象外
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