ニールセン デジタルは、ニールセン デジタルコンテンツ視聴率(Nielsen Digital Content Ratings)のMonthly Totalレポートをもとに、動画ストリーミング、音声ストリーミングの視聴状況を発表した。
2021年11月のMonthly Totalレポートによると、動画ストリーミング、音声ストリーミングにおいて、PCとモバイルの重複を除いたトータルデジタルで最も視聴者数(2歳以上)が多かったのはYouTubeで6,734万人であった。その後Amazon Prime Videoが984万人、TVerが813万人と続いた。また、平均利用回数でもYouTubeが月平均691回と最も多く、radiko.jpが月平均34回であった。
動画ストリーミング、音声ストリーミングにおける視聴者数上位5媒体の年齢構成を見ると、Amazon Prime Videoが18-34歳の割合が最も高く36%であった。またTVer、YouTube、ABEMAの3サービスでは50歳以上の割合が最も高かった。radiko.jpではさらに50歳以上の割合が高く57%となっており、同調査は、かつてのラジオ世代を取り込んでいる可能性を指摘した。
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