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博報堂、国内外の専門企業と連携し、ESG経営支援を本格開始

 博報堂の全社横断プロジェクト「博報堂SDGsプロジェクト」は、国内外の専門企業と連携して提供する「ESGトランスフォーメーション」サービスを開始した。

 同サービスは、クライアント企業がESG(環境・社会・ガバナンス)を経営の根幹に据え、気候変動や人権対応などのグローバルな経営課題に対応。投資家を中心としたマルチステークホルダーと企業のエンゲージメントを、コミュニケーションコンサルティングから施策の実施までを支援するプログラム群だ。

対応すべきESGレベルの進化
対応すべきESGレベルの進化

 プログラム内容は以下の通り。

BASICステージ

 TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)や人権など変化する開示基準に沿って情報開示をサポートする、ESGに関する基礎的な情報開示の支援を行う「ESGスターターパック」だ。

 具体的には、ESGレーティング分析、データブック制作、ESG動向の最新トレンドを共有する研修なども実施。このスターターパックを足掛かりに、さらなるステップアップとして、統合報告書の作成や投資家との対話など、企業価値の向上を目指した中長期的な支援も可能だ。

ADVANCEDステージ

 ESG経営の核となる考え方の開発支援や、国内外の投資家・メディアとのエンゲージメントをサポートし、より高度で広範囲なESGコミュニケーションの支援を行う。

 グローバル・ベンチマーキング、投資家やジャーナリスト、政策決定機関へのサーベイ、特定分野に関する分析およびレポーティングを実施。また、世界に向けて企業理念や戦略を効果的に訴える、ストーリーの開発やコンテンツの作成もサポートする。

INTEGRATEDステージ

 ESG経営を企業のブランディングと捉え、博報堂グループ各社の多彩なサービスを組み合わせた統合的な支援をワンストップで実現。ESGに連動する長期ビジョンやパーパスの開発、ビジュアル開発、投資家とのエンゲージメントを高めるイベント(国内外)やメディア企画、多様なステークホルダーに向けたPR企画の実施などを行う。

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MarkeZine(マーケジン)
2022/03/14 18:00 https://markezine.jp/article/detail/38569

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