デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(以下、DAC)は、メタバースのゲーミングプラットフォーム「ROBLOX」内での広告配信ソリューションを運営するSuper League Gamingとパートナーシップ契約を締結。同社のゲーム内アドネットワーク「SUPER LEAGUE NETWORK」の国内販売を開始した。
ROBLOXは、全世界に2億人以上のMAU(マンスリーアクティブユーザー)を抱えるゲーミングプラットフォームだ。ユーザー自身がクリエイターとしてオリジナルゲームを開発・配信でき、それを世界中のユーザーにプレイ・購入してもらうことで収益化も可能。また、ユーザーはROBLOX内に存在する数千万点以上のゲームをオンライン上でプレイすることができる。全ユーザーの約85%が25歳以下となっている。
同プラットフォーム内では、コミュニティやエコシステムが形成されているため、Fortniteやマインクラフトに並び、メタバースを体現しているコンテンツの一つと評価されており、Z世代への新規のタッチポイントとして、企業・ブランドによる出展も多数行われている。
SUPER LEAGUE NETWORKは、ROBLOXのゲーム空間内に、バーチャルサイネージ広告(看板広告)と3Dキャラクター(3Dインタラクティブ広告)の配信面を保有するアドネットワーク。配信面はゲーム内のランドマークに自然な形で挿入されるため、プレイ中に差し込まれる従来の強制視聴型ゲーム広告に比べ、ユーザープレイ体験を阻害せず、忌避感を生まない広告プロダクトだ。
現在は静止画・動画GIF・3Dインタラクティブキャラクターに対応。また、広告配信時におけるターゲティングなどの機能があり、プレーヤーの属性に合わせた配信制御や、広告が画面内に表示されて10秒で視聴換算するビューアビリティ計測など、従来のデジタル広告と同様のパフォーマンス管理を屋外広告の形式で実現できる。
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