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BtoBマーケティングの開拓者たち

テレビCMの効果を最大化するためにデジタル担当が果たすべき役割

 注目のマーケターたちが自身の経験に基づき発見したBtoBマーケティングの革新を綴っていくリレー連載。今回は経理のDXを推進するTOKIUM(トキウム)の新田氏が、テレビCM実施の際にデジタル担当として果たした役割について紹介する。

※本記事は、2022年8月25日刊行の定期誌『MarkeZine』80号に掲載したものです。

経理をDXするTOKIUM

株式会社TOKIUM ビジネス本部 マーケティング部 メディアチーム 新田朋也氏 BtoC向けのWebメディアを運営する企業にて、Webマーケティング業務に約3年半従事した後、2021年10月にTOKIUMに入社。マーケティング部にて、オーガニック経由の問い合わせ数をKPIに問い合わせ数最大化のための戦略策定から実行までを担当。サービスサイトのリニューアルやWeb側での着地先の最適化など各種改善を主導。
株式会社TOKIUM ビジネス本部 マーケティング部 メディアチーム 新田朋也氏
BtoC向けのWebメディアを運営する企業にて、Webマーケティング業務に約3年半従事した後、2021年10月にTOKIUMに入社。マーケティング部にて、オーガニック経由の問い合わせ数をKPIに問い合わせ数最大化のための戦略策定から実行までを担当。サービスサイトのリニューアルやWeb側での着地先の最適化など各種改善を主導。

 TOKIUMは、経費精算クラウドや請求書受領クラウドを提供しているスタートアップです。私はマーケティング部メディアチームで、サービスサイトからの新規リード獲得を最大化するための施策に取り組んでいます。主に経理部・財務部の担当者の方の共感を得られるサイト構造にできるよう、ユーザーインタビューや定量分析を実施し、施策に活かしています。

 私個人のキャリアとしては、新卒で入社した会社で、WebメディアのUI・UX改善や、口コミのデータと品質の管理を担当していました。そこでは、エンジニアやデザイナーなど、部署を超えて多くの人を巻き込むプロジェクト管理と、誰が担当しても同じ品質で仕事ができるようにするための仕組み作りに取り組んでいました。特に、仕組み作りでは3年間で150を超える数のマニュアルを作成しました。私自身まだまだマーケターとして学ぶところもたくさんありましたが、成長した事業を安定して運営するよりも、急成長するSaaS市場で事業を伸ばす経験をしたく、TOKIUMへの入社を決めました。

「高速PDCA」と「仕組み化」でマーケ体制を強化

 SaaSのソフトウェアを提供しているTOKIUMでは、「THE MODEL」をベースにした組織体制を採用しています。その中で最初のファネルを担うマーケティング部はメディア(Webでの集客を担当する)チーム、BDR(展示会やセミナーなどイベントを担当する)チーム、PR・マス広告を担当するチーム、インサイドセールス(獲得したリードに架電し商談化を担当する)チームの4つに分かれています。

図表1 4チームで構成されるマーケティング部
図表1 4チームで構成されるマーケティング部

 私が入社した2021年10月時点では、メディアチームの担当者は一人しかおらず、やりたいことは山ほどあるが、手が回せていない状態でした。現在は5名体制でチーム化してきましたが、当時は安定して改善施策に取り組める体制になかったため、体制作りの面から私自身が貢献できるポイントを探し、2つの行動を心がけました。

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この記事の著者

新田 朋也(ニッタ トモヤ)

株式会社TOKIUM ビジネス本部 マーケティング部 メディアチーム
BtoC向けのWebメディアを運営する企業にて、Webマーケティング業務に約3年半従事した後、2021年10月にTOKIUMに入社。マーケティング部にて、オーガニック経由の問い合わせ数をKPIに問い合わせ数最大化のための戦略策定から実行までを担当。サービスサイ...

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MarkeZine(マーケジン)
2022/08/30 08:30 https://markezine.jp/article/detail/39771

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