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MarkeZine Day(マーケジンデイ)は、マーケティング専門メディア「MarkeZine」が主催するイベントです。 「マーケティングの今を網羅する」をコンセプトに、拡張・複雑化している広告・マーケティング領域の最新情報を効率的にキャッチできる場所として企画・運営しています。

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MarkeZine Day 2025 Retail

BtoBマーケティングの開拓者たち

テレビCMの効果を最大化するためにデジタル担当が果たすべき役割

すばやく挑戦する

 1つめは、「とにかくやってみる」を「高速」で実践することを徹底して続けています。私が入社するまでは、一人の担当者が広告運用、サービスサイトの管理などすべての領域を担当していたこともあり、やりたいことはたくさんあってもなかなか新しい施策に手が付けられていない状況でした。そのため、優先順位の高いものから順に、これまで挑戦できていなかった施策に挑戦することを意識しました。

 たとえば、YouTube広告、メルマガの週次の配信、広告文に合わせた新規LPの作成、継続的なABテストの実施、定点での認知度調査の実施など多数の施策に入社してすぐに取り掛かりました。もちろん、うまくいくことばかりではなかったですが、貢献できる領域を増やしていきました。

脱属人化! 仕組みを整える

 2つめは、数値分析ができる体制を整え、属人化する業務をできる限りなくすなど、仕組みを整えることです。どの媒体でどれぐらいリードを獲得できるかということは追えていたのですが、どの指標がボトルネックでどこにリソースを集中すべきかを判断できる状態になかったため、日次・週次・月次とそれぞれ必要な指標を追っていけるように仕組みを整えました。

 また、基本的に私が担当した施策や業務はすべてドキュメント化し、チームのメンバーがお互いの業務を代わりに対応できる状態にしていきました。ここは、前職でのマニュアル作りが役に立ったところです。そして、仕組みを作って終わりではなく、インターン生を複数人採用し、インターン生がチャレンジできる業務領域を増やしました。こうすることで、インターン生のモチベーション向上にもつながりますし、社員ができることをさらに増やすことができました。

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テレビCM効果を最大化するためにデジタル側で準備したこと

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この記事の著者

新田 朋也(ニッタ トモヤ)

株式会社TOKIUM ビジネス本部 マーケティング部 メディアチーム
BtoC向けのWebメディアを運営する企業にて、Webマーケティング業務に約3年半従事した後、2021年10月にTOKIUMに入社。マーケティング部にて、オーガニック経由の問い合わせ数をKPIに問い合わせ数最大化のための戦略策定から実行までを担当。サービスサイ...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2022/08/30 08:30 https://markezine.jp/article/detail/39771

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