海外向けデジタルマーケティング・広告事業を展開するセカイエは、香港のディープラーニング・スタートアップPantheon Lab Limited(以下、Pantheon Lab)と共同で、AI技術で生成されたバーチャルヒューマンをプロモーション・販促・ブランディング・広告などのマーケティングに活用するサービスを開始した。
同サービスの「リアル型バーチャルヒューマン(AI-Driven Realistic Quality Virtual Human)」は、Pantheon Labのフォト・リアリスティックな合成技術、50カ国以上の言語に対応するリップシンク(lip sync)ダビング技術、顔認識シフティング(Face identity shifting)・再現映像技術、ボイスクローニング・音声合成技術によって生成。現実には存在しない独自・固有のものであり、実在する人物の実写上に合成されている。
このバーチャルヒューマン生成技術を用いて、同サービスでは企業イメージやブランドコンセプト、メッセージに合った人物像を創出。広告宣伝やブランディングなどの企業活動に活用することができる。
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