アドテクノロジー領域においてプロダクトの自社開発・提供を行うジーニーと、自治体に特化した広告受注・販売サービスを展開するジチタイアドは、昨年に引き続き2023年度の気象庁ホームページ(以下、気象庁HP)の広告配信システムの提供並びに保守の開始を発表した。
気象庁HPにおける広告運用事業は、2020年から始まった取り組みで、HPを広告媒体として活用により、持続的かつ安定的な情報提供を効率的に維持・推進することを目指すもの。具体的には、気象庁専用のDSP(Demand Side Platform)を立ち上げ、外部DSPとの接続を完全に遮断することで、審査フローを通過した広告のみが広告配信サーバー上に登録・配信される。
両社は気象庁HP広告の適切かつスムーズな運用を継続して実施し、他の自治体や官公庁のニーズに合わせて同システムの導入拡大を目指す。
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