オンラインイベントの企画支援を行うトップランナーマーケティングは、ウェビナー参加者の意識や行動についての調査結果を公開した。
オフライン参加が可能でも、50%以上がオンラインを希望
まず、仕事や業務に関するウェビナーに参加経験がある人または参加を検討したことがある(参加はしなかった)人を対象に、オフライン・オンラインの両方で開催されるイベントにどちらで参加するかを尋ねた。すると52.9%が「オンラインで申し込むと思う」と回答し、「オフラインで申し込むと思う(24.3%)」の2倍以上となった。
55.9%が開始20分以内に視聴し続けるかどうか判断
次に、ウェビナーに参加経験がある人に「60分間のオンラインイベント・ウェビナーにおいて、開始何分ぐらいで視聴し続けるかを判断するのか」を質問した。その結果、「5分以内」が8.2%、「10分程度」が18.2%、「15分程度」が18.5%、「20分程度」が11.0%となり、半数以上が開始20分以内に視聴し続けるかを判断していた。また、ウェビナー参加経験者の31.3%は「最後まで見る」と答えた。
5割近くがチャット機能の利用経験あり
続いて、オンラインイベントやウェビナーに参加した際に使ったことのある機能を調査した。すると、最も多かった機能は「チャット(1,835人中845人)」だった。一方で「どれも使ったことがない」と答えた人は3割ほどだった。
ウェビナーに参加したきっかけ、半数近くが「企業のメルマガ」
最後に、オンラインイベント・ウェビナーに参加するきっかけを尋ねた。1位は「企業のメルマガ(1,835人中848人)」となり、「知人や同僚からの紹介(SNSでの投稿を含む)」「SNS広告」と続いた。
【調査概要】
調査日:2023年4月12日(水)
調査対象:ウェビナー参加および参加検討経験のある全国25~50歳の男女
調査人数:2,699名
調査方法:調査会社マーケティングアプリケーションズのパネル利用によるインターネット調査
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