日本電気の子会社でスタートアップの創出を推進するNEC Xは、新たにスタートアップ「Qualitative Intelligence(以下、QI)」を設立。QIはマーケティングコンテンツ作成プラットフォーム「VoxQI」を提供する。
VoxQIでは、生成AIと自然言語処理アルゴリズムによってソーシャルメディア上の顧客の声を収集・分析。トレンドやその背景にある社会的な文脈を踏まえて、パーソナライズされた記事やニュースレター、ソーシャルメディア用コンテンツなどの作成を可能にする。
VoxQIを通じ、コンテンツに対する個々のユーザーの反応に合わせてカスタマイズされたキャンペーンを実現。これにより、ユーザーとの強固なつながり構築や、ブランドロイヤルティの向上に貢献する。なお、QIは消費財ブランドや広告代理店など計4社とVoxQIに関する実証実験を既に行っている。
【関連記事】
・BASE、AI アシスタント機能の提供開始 商品説明文の自動生成でショップオーナーの業務を効率化
・Insight Science、AIでコピーを自動生成する「UniCopi」リリース
・noteの「AIアシスタント(β)」、全ユーザーが利用可能に AIがコンテンツ作成をサポート
・ジーニー、子会社「JAPAN AI」を設立へ AIを活用したプロダクトの開発・販売や研究開発を推進
・電通デジタル、データアーティストを合併 「データ&AI部門」を新設し、AI技術開発力を強化へ