フラーとテスティーは、旅行に関する意識調査を共同で実施した。
旅行系アプリTop50の合計MAUは約910万人
2023年3月の旅行・地域カテゴリーのMAU上位50アプリ(地図系アプリは除く)の合計MAUは、約910万人に(※)。前年同月と比べて23.9%増え、2019年同月に比べると11.9%減とコロナ禍前の水準の9割近い値となった。
※フラーのスマホアプリ分析サービス「App Ape」の推計データに基づく
MAUが最多のアプリは「楽天トラベル」
旅行・地域カテゴリーのアプリ(地図系アプリは除く)のうち、2023年3月に最もMAUが多かったのは「楽天トラベル(前年同月比45.4%増)」だった。
MAUが前年同月と比べ大幅にアップしたアプリとして、JR東日本の「えきねっとアプリ(同57.2%増)」やJR東海の「EXアプリ(同56.4%増)」全日空の「ANA(同53.3%増)」などが挙がった。
対象者の過半数が「Web」で旅行予約
テスティーは、note「それ、わたし調査します。」において、20~30代の男女計1,301人に対して「旅行に関する調査」を実施。一部の対象者(※)に対し、宿泊施設や移動手段の予約方法を質問したところ、トップ回答は「インターネット予約(Web)」に。次いで多かったのは「インターネット予約(アプリ)」だった。
※2022年に旅行し、かつ「自分以外の宿泊者が予約した」と回答していない人
【調査概要】
「旅行系アプリの利用動向調査」
方法:App Apeのデータを集計
地域:国内
期間:2022年3月31日(木)〜2023年3月31日(金)
サンプルユーザー数:約15万人
「それ、わたし調査します。」
方法:アンケートメディアアプリ「Powl」によるインターネット調査
地域:国内
期間:2022年12月20日(火)〜12月25日(日)
対象:20〜30代の男女1,301人
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