電通グループ、BtoB企業のDX支援を強化
電通グループは、米国のBombora（以下、ボンブーラ）と日本国内における販売パートナー契約を締結した。
ボンブーラはメディアネットワーク「the Co-op」を運営する企業。加盟する欧米メディアから排他的にデータを収集し、インテントデータ（企業の興味・関心に関するインサイトを多く含む、Webサイト上の行動データ）を提供している。同契約により、電通グループの日本事業を担うdentsu Japanは、ボンブーラのインテントデータに基づき国内のBtoB企業に対する国際的な販売競争力を強化。さらに、広告の高度化・効率化を実現する広告変革領域（AX）と、営業基盤の変革を実現するデジタル変革領域（DX）において事業を強化していく。
ヤフー、新たなディスプレイ広告の販売を開始
ヤフーは「Yahoo!広告ディスプレイ広告（予約型）」の新たなメニューとして「Yahoo! JAPANトップページ トピックスPR SP」の販売を開始した。
同メニューでは1日単位で広告を掲載。掲載日当日にスマートフォン版「Yahoo! JAPAN」（アプリ・スマートフォンブラウザ）のトップページを訪れたユーザーに対して、「Yahoo!ニューストピックス」直下に広告を表示する。
同メニューの活用により、広告主は潜在的なニーズを持っているユーザーに対し、自社の商品・サービスを新しい情報として印象づけることができる。なお、広告サービスの透明性を担保するため、同メニューの広告はニュース記事と区別可能な形で掲載される。
AIが生成した記事のチェック&リライトサービス
ネオマーケティングは、ChatGPTをはじめとするAIで作成された記事をチェック・リライトするサービスを開始した。
同サービスでは、ネオマーケティングが持つ記事制作ノウハウのほか、得意分野を持つ契約ライター複数人の知見を基に記事をチェックする。
具体的には、記事作成の目的やターゲットなどをクライアントから事前にヒアリング。その上で「記事の内容が目的に合致しているか」「薬機法・景表法に抵触している箇所はないか」「事実と相違はないか」「最新情報か」などを確認し、リライトも行う。
アドビ、AIモデル「Adobe Firefly」発表
アドビは、画像生成機能およびテキストエフェクトを中心としたジェネレーティブAIモデル「Adobe Firefly」を発表。プライベートベータ版を公開した。ユーザーは同モデルにより、画像・音声・ベクター・ビデオ・3D・ブラシ・カラーグラデーション・動画変換などのコンテンツをスピーディーに生成できる。
同モデルは、Adobe Stockの画像や一般に公開されているライセンスコンテンツ、著作権が失効しているパブリックドメインコンテンツを対象としている。画像やテキストエフェクトを中心に商業利用上の安全性を考慮したコンテンツを生成することで、他のクリエイターやブランドのIP（知的財産）の侵害を回避する。
