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業界最新動向:MarkeZine注目ニュースまとめ

オプト、ChatGPTと効果予測AIを広告制作に活用 生活者の趣味嗜好に基づいた広告が素早く作成可能

 毎日更新される広告・デジタルマーケティング関連の最新ニュースから、注目を集めたトピックスをまとめて紹介する本連載。今回のランキングでは、オプトがChatGPTと効果予測AIを活用した広告テキスト制作ツール「CRAIS for Text」を開発したニュースが1位となった。その他、ランキングから注目のトピックを紹介する。

※本記事は、2023年5月25日刊行の『MarkeZine』(雑誌)89号に掲載したものです。

MarkeZine掲載ニュースから調査記事を除き編集部が独自に算出(2023年3月11日~2023年4月10日)
MarkeZine掲載ニュースから調査記事を除き編集部が独自に算出(2023年3月11日~2023年4月10日)

オプト、ChatGPTと効果予測AIを広告制作に活用

 オプトはChatGPTと効果予測AIを活用した広告テキスト制作ツール「CRAIS for Text」を開発した。

 同ツールはダイレクト広告の制作業務において、生活者の属性や好み、趣味嗜好に合わせた広告テキストを短時間で生成可能にするもの。業界・企業名・訴求軸などの条件および他社事例のほか、商品ページURLなどの情報をChatGPT用のテキストに変換し、ChatGPTで広告テキストを生成。その後AIで効果予測を行い、コンサルタントがテキストを選定・入稿する。同ツールにより、人のみで制作した場合に比べて約4倍の広告テキスト数が作成可能となる。

栗田雅俊氏がクリエイター・オブ・ザ・イヤーを受賞

 日本広告業協会は、34回目となる2022年クリエイター・オブ・ザ・イヤー賞の受賞者を発表した。同賞は日本広告業協会会員社の中で、顧客や社会の課題を解決する施策の実施までを牽引し、広告会社の価値向上・機能拡張につながるクリエイティブワークを1年間で複数生み出したクリエイターを表彰するもの。

 2022年の受賞者は、SUNTORY「人生には、飲食店がいる。」や、ユニクロ「あたしンち×母の日・父の日」、日清食品「カップヌードルPRO」などを手掛けた電通の栗田雅俊氏に。コロナ禍の飲食店が抱える課題に対し、見る人の心を動かすクリエイティブアイデア・表現力で社会に希望をもたらした点が評価された。

Google、広告の透明性を高める機能の提供へ

 Googleは「Google検索」「YouTube」「ディスプレイ」で表示される広告について、ユーザーが詳細を知ることのできる機能「広告の透明性について」を3月29日より順次提供開始した。

 同機能によりユーザーは、適格性が確認されている広告主の広告や、Googleが表示する広告に関する正しい情報にワンストップでアクセスできる。具体的には「広告主が過去に掲載した広告」「特定の地域で表示された広告」「広告が最後に掲載された日や広告フォーマット」が確認可能。

電通デジタルが「∞AI」にGPT-4を実装

 電通デジタルは、広告クリエイティブの制作プロセスをAIで支援する「∞AI(ムゲンエーアイ)」にGPT-4を実装。社内において試験運用を開始した。

 これにより、∞AIの広告クリエイティブ制作における「訴求軸発見」および「クリエイティブ生成」機能の性能を改善。前者では言語処理能力の向上により訴求軸の抽出量・抽出精度・分類精度を改良し、後者では得られた訴求軸に基づくコピーの自動生成の精度・柔軟性を向上させた。

Instagram、投稿の保存機能をアップデート

 Instagramは、お気に入りの投稿を保存する機能を「コラボコレクション」としてアップデート。これまで、利用者が保存した投稿・コレクションは利用者本人しか閲覧できなかったが、今回のアップデートにより保存した投稿を友達と共有できるようになった。

 既存の保存機能と同様に利用者のフィードからコレクションを作成するほか、DM(ダイレクトメッセージ)で友達に送信した投稿をコラボコレクションに保存することも可能。さらに、友達やグループと複数のコラボコレクションを作成することもできる。

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MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2023/05/22 09:30 https://markezine.jp/article/detail/42297

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